平日の夕食で「何か汁物があればごはんが食べられる」という日が、週に何度かあります。そんなときに冷蔵庫に豚汁があると、どれだけ助かることか。野菜・豚肉・みそが揃った豚汁は、それだけで十分な1食になります。

週末にまとめて作っておけば平日4〜5日は使い回せるので、私の作り置きのなかでも最も出番が多いメニューです。今回は具材の選び方から保存のコツまで、実際に毎週作っているレシピを詳しく紹介します。

ことねことね

豚汁って週末に1回作るだけで平日がぐっと楽になるんです。最初は「根菜を切るのが面倒」と思っていたんですが、慣れると30分もかからないんですよね。

豚汁を週末にまとめて作るメリット

平日の調理時間がゼロになる

豚汁は温め直すだけで食べられるので、平日の夕食準備が「鍋に移して火をつける」だけになります。慣れれば5分もかかりません。

栄養バランスが自然に整う

根菜・葉物・タンパク質(豚肉)・発酵食品(みそ)が一度に摂れます。副菜なしでも罪悪感が少ないのが豚汁の強みです。

冷蔵で4日、冷凍でさらに長持ち

豚汁は冷蔵で4日程度保存できます。冷凍する場合はじゃがいもを除いて保存すると、解凍後の食感が崩れにくくなります。

💡ポイント

冷凍保存する場合はじゃがいもを抜いて作るのがおすすめ。解凍後にじゃがいもだけ追加すると食感が保てます。


材料(4〜5食分)

  • 豚バラ薄切り肉 250g
  • 大根 1/3本(約200g)
  • にんじん 1本
  • ごぼう 1/2本
  • こんにゃく 1/2枚
  • 玉ねぎ 1個
  • 長ネギ 1本
  • だし汁 1.5L(昆布+かつおでとるか、顆粒だしで代用)
  • みそ 大さじ4〜5(好みで調整)
  • ごま油 大さじ1
  • 酒 大さじ2

具材の切り方のポイント

大根・にんじんはいちょう切りにすると火が通りやすく、食べやすいサイズになります。ごぼうはささがきにすると旨みが出やすいです。こんにゃくは手でちぎると味が染み込みやすくなります。


作り方

1. 下準備

ごぼうはうす切りかささがきにして水にさらしてアクを抜きます(5分程度)。こんにゃくは手でひと口大にちぎり、下茹でしてアク抜きします。

2. 豚肉と野菜を炒める

大きめの鍋にごま油を熱し、豚肉を入れて色が変わるまで炒めます。次に大根・にんじん・ごぼう・玉ねぎを加えてさらに2〜3分炒めます。

📝メモ

豚肉と野菜をしっかり炒めることで、旨みが引き出されてスープに深みが出ます。時間がなくても、この工程だけは省かないのがおいしさの秘訣です。

3. だし汁を加えて煮込む

酒を加えてアルコールを飛ばしたあと、だし汁とこんにゃくを加えます。中火で沸騰させたらアクをすくい取り、弱火にして20〜25分煮込みます。

根菜が柔らかくなったら長ネギを加え、さらに2〜3分煮ます。

4. みそを溶く

火を止める直前にみそを溶き入れます。

⚠️注意

みそは煮立てると香りが飛んでしまいます。必ず火を止めてから溶くのが鉄則です。


保存と温め直しのコツ

冷蔵保存(4日以内)

粗熱を取ってから蓋付きの保存容器か鍋ごと冷蔵庫へ。食べる分だけ小鍋に取り分けて温め直すと、毎回の洗い物が少なくて済みます。

冷凍保存(1か月以内)

1食分ずつ保存袋に入れて冷凍します。じゃがいもは冷凍すると食感が変わるので、冷凍する場合は抜いておくか別で追加するのがおすすめです。

温め直し時のひと工夫

温め直すときに少量の水を加えるとスープが煮詰まりにくくなります。みそが沈殿していることがあるので、一度しっかり混ぜてから温めましょう。

ことねことね

私は日曜の夜に大鍋で作って、月〜木の4日分をまかなうペースが定着しています。金曜だけ別のものを作るか外食にするので、週に1回の豚汁仕込みだけで平日のほぼ全部の汁物が解決するんです。


アレンジバリエーション

豚汁うどん

残った豚汁に冷凍うどんを入れて温めるだけで、豚汁うどんになります。みそ味のスープにうどんが絡んで、シンプルながら満足感の高い一品です。

豚汁雑炊

ご飯を加えて煮ると雑炊になります。スープの旨みがご飯に染み込んで、風邪のときや体が疲れているときにも食べやすい一品です。

豚汁にそうめんを入れる

夏場は温め直した豚汁にそうめんを入れると、意外な組み合わせですがよく合います。スープの旨みをすすりながら食べると、食欲がないときでも食べやすいです。

チェック

アレンジのおすすめ順

  • まずは豚汁うどん(冷凍うどんを入れるだけ)
  • 翌朝に豚汁雑炊(体が疲れた日に最高)
  • 夏はそうめんを入れてさっぱりと

まとめ

豚汁は週末の作り置きのなかで最もコスパが良く、平日の食事を一番助けてくれるメニューだと実感しています。材料費は1食あたり150〜200円程度で、外食と比べると圧倒的に安く済みます。

根菜をまとめて切るのは少し手間ですが、一度に大量に作れるので週に一度の作業で平日5日分をまかなえます。「週末にひとつだけ作り置きをする」という習慣をつけたい方には、まず豚汁から試してみることをおすすめします。